小学生3人が死亡した水難事故現場付近に設置された看板。急な深みにはまり、溺れる可能性があることを警告している=21日午後、福岡県宮若市
全国で夏休みの時期を迎える。福岡県宮若市の犬鳴川で、小学6年の女児3人が流され死亡してから21日で1年。住宅街を流れる川に子どもだけで遊びにきており、大人はいなかった。各地の川や海でのレジャーを楽しむ機会が増える時期となり、専門家は「子どもだけでは絶対に水辺に近づかないということを、日頃から話しておくことが大切だ」と大人の役割の重要さを指摘する。 「水難事故発生箇所」「ここには、入ってはいけません」。宮若市の事故があった川辺に降りる階段には柵が設けられ、花や3本一組のジュースが供えられた門扉には、立ち入り禁止の看板が掲げられている。 夏休み初日に子ども8人で現場を訪れ3人が流された。
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