去年7月21日、福岡県宮若市を流れる犬鳴川で、当時、川遊びをしていた小学6年の女子児童3人が溺れて亡くなりました。

夏休み初日に起きた事故でした。

現場の近くには、花や3本一組の飲み物が途切れることなく供えられていて、事故から1年となる21日も地元の人などが菓子を持ってきたり手を合わせたりして、亡くなった3人を悼んでいました。

近くに住む40代の男性は「通るたびに手を合わせています。同じ小学生の親としてご家族の方を思うと苦しい思いです」と話していました。

福岡県宗像市から訪れた60代の男性は「未来のある子どもなので、かわいそうに思ってここに来ました。海や川で遊ぶときは深いところに行かないとか、学校、地域で注意するのが大切なのではと思います」と話していました。

事故を受けて、宮若市では市内の川の危険な場所に立ち入り禁止などの看板を設置したほか、小中学校に冊子を配って注意を呼びかけるなど、再発防止に向けた地域ぐるみの取り組みが続いています。

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