宮内庁の西村泰彦長官は18日の定例会見で、今年9月に成年になる秋篠宮家の長男、悠仁さまの宮中行事への出席について、高校卒業後に予定されている成年式以降が「適当ではないかと考えている」と述べた。

 悠仁さまは9月6日に18歳の成年を迎えるが、宮内庁は学業への影響を考慮し、成年式は2025年春の高校卒業以降に適切な時期を選定して実施する方針。このため悠仁さまは、成年式までの間に実施が見込まれる来年1月の新年祝賀の儀や新年一般参賀には出席しない見通し。

 姉の小室眞子さんや、佳子さまは20歳の成年を迎えた直後から一般参賀に出席しているが、民法改正により22年春から成年の年齢が引き下げられたため、悠仁さまは高校在学中に成年となる。

 一方で西村長官は、赤坂御用地で行われる園遊会など、宮殿以外で実施される行事については、「学業に差し障りがない限り参加される可能性がある」とした。(中田絢子)

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