梅雨時期でいったん緩んだ危険な暑さが戻ってきそうだ。18~24日ごろにかけて、最高気温が35度以上(猛暑日)になるような気温の高い状態が連日続く見込み。気象庁は、本格的な夏場に向けて熱中症への注意を呼びかけている。

  • 「幻の最高気温」 生まれる仕組みは

 同庁によると、向こう1週間は東日本や西日本、沖縄・奄美では高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日が続くという。太平洋高気圧の張り出しによって、梅雨前線が北上して弱まり、各地で続々と梅雨明けする可能性もある。ただ、湿った空気の影響で雲は多く、晴れる所でも急な激しい雷雨に注意が必要という。

 18日の予想最高気温は名古屋市や京都市、那覇市で各35度、埼玉県熊谷市や鹿児島市で各34度など。その後も太平洋側を中心に35度以上が連日予想されている。(大山稜)

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