串間市では、温暖な気候を生かして早場米の生産が盛んです。
ことしは、195戸の農家が合わせて265ヘクタールの田んぼでコメ作りをしています。
このうち、串間市南方にある森通弘さんの田んぼでは、16日から稲刈りが始まりました。
強い日ざしが照りつける中、森さんは、手伝いの近所の農家の人たち10人ほどと一緒にコンバインを使って黄金色に実った「あきたこまち」を次々と刈り取っていきました。
森さんは「ことしは長雨や晴天続きによる乾燥といった異常な気象で管理が大変でしたが、例年並みにいいコメができていると思うので食べてみていただきたいです」と話していました。
串間市での早場米の収穫作業は今月下旬まで続き、JAによりますと生産農家の数が減ったことなどで例年より200トン余り少ない960トンほどの出荷が見込まれています。
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