「通信指令・無線通話技能競技会」の本番を前に、デモンストレーションする警察官=17日午前、警視庁本部

 初動捜査の能力向上を目的に、警視庁は17日「通信指令・無線通話技能競技会」を本部庁舎(東京都千代田区)で開催した。警察署の通信室から無線で指示する役と、現場で関係者に事情聴取し報告する役の2人一組計10チームが、通報を受けてからの対応の的確さや、容疑者確保までの速さなどを競い合った。  予選を勝ち抜いた10警察署のチームが出場。制限時間は20分で、強盗事件が起きたとの想定で審査された。南大沢署のチームが優勝し、準優勝は渋谷署、3位は西新井署だった。警視庁は今回の結果を参考に、秋に開かれる全国大会に出場するメンバーを決める。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。