女性宅に押し入って性的暴行を加え、金品を奪ったとして、警視庁は、住居不定、職業不祥の高木和己容疑者(36)を強盗や不同意性交などの疑いで逮捕し、17日に発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、高木容疑者は11日午後8~9時ごろ、東京都小平市のアパートの部屋に押し入り、住人の40代女性の手足を縛って性的暴行を加え、現金数万円やキャッシュカードが入った財布やスマートフォンなどを奪った疑いがある。

 高木容疑者はアパート近くで女性を待ち伏せ、女性の帰宅直後に背後から目と口をふさいで室内に押し入っていた。女性とは数年前に面識があったという。女性がメールで上司に助けを求め、上司が11日夜に110番通報した。

 高木容疑者は女性からキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、事件直後に現金十数万円を引き出していたという。防犯カメラの捜査で高木容疑者が浮上した。(遠藤美波)

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