岡山県吉備中央町の浄水場の水から発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が高濃度で検出された問題で、取水源となるダムの上流に使用済みの活性炭を多数保管していた地元企業に対し、町が損害賠償を請求していたことが16日、町への取材で分かった。町は活性炭が汚染源の可能性が極めて高いとみている。  地元企業は活性炭を大型の袋「フレコンバッグ」に入れて外で保管していた。県の調査では保管場の土壌からPFASが検出され、町の原因究明委員会は活性炭から周囲に漏れ出しているとの見方を示した。企業は取材に「(請求書の)内容を精査中で、今後の対応を検討している」とした。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。