「100年に一度開花する植物」と別名があるリュウゼツランが東京都千代田区の日比谷公園で咲き始めた。14日は散歩に来た人や外国人観光客ら大勢が集まり、黄色の花を見上げて撮影していた。
公園で咲いたのは第一花壇ペリカン噴水脇のアオノリュウゼツラン。職員が5月17日に真ん中の茎が伸び始めたのに気づいて観察を始め、7月10日に開花を確認した。高さは現在、7・7メートル。「下の方から順に1カ月ほど咲き続けるらしいが、私たちも見たことがないのでわからない。早く来た方がいいですよ」と職員は話す。1960年ごろの写真が残っており、それ以前に植えられたとみられる。
対角線上に植えられたもう1本のアオノリュウゼツランは2019年7月に咲いたが、今回の方が高く伸びているという。(中山由美)
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