紫外線から目を守るため、警察官のサングラス着用が全国的に進むなか、香川県警は新たな基準を示して着用を認めた。屋外で働く警察官からは、目の負担軽減や見やすさなどの効果を実感する声が出ている。
県警地域課によると、6月26日に警務部長名でサングラス着用の基準を示す文書を通知した。警察官としてふさわしい形状のものとし、個人で購入する。着用するかどうかは自由。
千葉、山口などの県警で今年からサングラスの着用が認められたことに加え、屋外で業務にあたる警察官から「サングラスをかけてもいいのか」と問い合わせがあったことがきっかけ。従来の服装規定でも着用を禁止してはいなかったが、基準を示すことで使用しやすくなったという。
7月3日、高松南署近くの交差点では、サングラスをかけた署員が交通監視に立った。パトカーでの巡回や交通指導の業務を担っている同署地域第2課の丸西悠斗巡査長(25)は「屋外の強い光で視界が悪くなることがあった。着用すると目の疲れが軽減できるので活用していきたい」と話した。(土居恭子)
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