「わかやま夏の交通安全運動」が始まった11日、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)の末っ子ジャイアントパンダ「楓浜(フウヒン)」に「交通安全和歌山夢大使」が委嘱された。3年連続の就任で任期は1年。交通安全啓発のポスターやキーホルダーに登場するなど、広報活動に協力する。

 子どもたちが交通事故に巻き込まれず、夢に向かって成長することを願い、2019年7月に県警が彩浜(サイヒン)に大使を委嘱。22年に楓浜に引き継がれた。

 この日、同園で委嘱式があり県警本部の津田陽三交通部長が今津孝二園長に夢大使の委嘱状を手渡した。パンダラブ屋内運動場には竹を並べて作った横断歩道と「思いやり ゆずり合い」の文字が用意され、楓浜はメッセージの後ろに座り、今年もしっかりとした大使ぶりを披露した。

 わかやま夏の交通安全運動は20日まで。(勝部真一)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。