沖縄県で2023年12月、少女を誘拐し性的暴行をしたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪に問われた在沖縄米空軍兵、ブレノン・ワシントン被告(25)は12日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)の初公判で「私は無実だ」と起訴内容を否認した。県警が事件を公表せず、起訴から約3カ月後の6月下旬に報道で明らかになった。

起訴状によると、昨年12月24日、読谷村の公園で少女を誘って乗用車で自宅まで連れ去り、16歳未満と知りながら、下半身を触るなどした。

県に事件の情報提供がなかったことが問題となり、政府は県への通報体制を見直した。〔共同〕

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