岡山特産の白桃について地元の子どもたちに理解を深めてもらおうと、岡山市農業協同組合などは11日、同市立加茂小の授業で桃の特長や生産の苦労を説明し、給食で食べてもらう食育行事を開催した。児童らは1人1玉を丸かじりし「今まで食べた桃で一番おいしい」と喜んだ。  給食に提供されたのは岡山市一宮地区で生産された230玉。児童たちは笑顔で大きな桃にかぶりつき、3年生の国房勇李さん(9)は「甘くみずみずしくておいしかった」と、うれしそうに話した。  これに先立ち、生産者や卸売業者が3年生の教室で、食育授業として県産の桃の歴史や育て方を説明。児童からは「桃は何種類あるの」などと質問が相次いだ。


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