勤務していた大阪府や山形県の児童福祉施設で、女児の性的な画像を撮影したとして、埼玉県警は10日、無職藤原凌容疑者(26)=大阪府豊能町新光風台5丁目=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで再逮捕し、発表した。藤原容疑者は「何も言うことはない、今は黙秘します」などと供述しているという。

 少年課によると、藤原容疑者は2023年4月7日~7月11日ごろ、大阪府内の児童福祉施設で12回、11人の未就学の女児の裸をスマートフォンで撮影した。また、同年8月24日~9月23日ごろ、山形県内の児童福祉施設で4回、6人の未就学の女児の裸を同様に撮影した疑いがある。勤務中に撮影しており、女児は全員5歳以下だったという。

 藤原容疑者は、これまでに埼玉県内の児童福祉施設で未就学の女児に性的暴行を加えたとする強制性交容疑などで逮捕・起訴され、公判中。被害児童は3府県で25人確認されているという。(浅田朋範)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。