就任会見に臨む日本棋院の武宮陽光新理事長=9日、東京都中央区の日本棋院で
日本棋院は近年、囲碁人口の減少に伴い、経営環境が悪化している。記者会見した武宮理事長は財務状況の改善と、東京・市ケ谷の棋院会館の老朽化対策を喫緊の課題に挙げ、「新しい風が期待されている。情報の開示や説明によって棋士が納得できる形で改革を進めたい」と決意を述べた。 武宮理事長は東京都出身。実父の武宮正樹九段門下で1998年プロ入り。4月に棋士間で実施された新理事候補者選挙(理事長枠)で小林前理事長を上回るトップの票数を集め、理事長就任が決まった。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。