起訴されたのは住所不定の鈴木常雄被告(87)です。
起訴状などによりますと、去年10月31日埼玉県戸田市にあった自宅アパートに火をつけた直後に戸田市の病院に拳銃で発砲したほか、およそ1時間後に蕨市の郵便局に2人を人質に取って立てこもり警察官に発砲したなどとして殺人未遂などの罪に問われています。
被告は警察の調べに対し「郵便局や病院の対応に不満があった」などと供述していたということです。
さいたま地方検察庁は、刑事責任能力を調べるための鑑定留置を今月12日までのおよそ3か月間行った結果、刑事責任を問えると判断し、19日、殺人未遂などの罪で起訴しました。
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