生徒の個人情報が閲覧できる状態になっていたのは、秋田市の市立城東中学校で、ことし4月以降およそ3か月にわたって、生徒が授業で使うタブレットで閲覧できたということです。

秋田市の関係者によりますと、原因は教員が生徒の個人情報を引き継ぐ時にファイルの保存先を誤ったためで閲覧できた情報の中には3年生のうちおよそ120人分の氏名などのほか、一部の生徒の学習態度や学習状況、それに障害の有無など指導する上で配慮が必要なことも含まれていたということです。

7月3日に、保護者からの指摘を受けて発覚し、学校側が確認したところ、15人の生徒が閲覧していて、いずれも外部に流出させてはいないと回答したということです。

学校側は、8日朝、全校集会で生徒に説明して謝罪したということで、秋田市教育委員会はこのあと午後3時から記者会見を開いて詳しい経緯などを説明することにしています。

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