関東地方は5日も太平洋高気圧に覆われ、梅雨の晴れ間が広がった。強い日射の影響で、日中の気温は群馬県桐生市で37.5度、東京都心でも35.5度に達するなど、広範囲で連日の猛暑日(最高気温35度以上)となった。

JR熊谷駅前のミストで涼む親子連れ=5日16時13分、埼玉県熊谷市で(木戸佑撮影)

 各地の最高気温は、栃木県佐野市で37.4度、埼玉県鳩山町で36.6度、東京都青梅市、八王子市と千葉県船橋市でいずれも36.2度、茨城県大子(だいご)町で35.7度、神奈川県海老名市で34.9度など。多くの観測地点で平年を4〜8度ほど上回った。  東海地方でも厳しい暑さとなり、三重県松阪市では今年全国で最も高い39.7度を観測。気象庁が気温を観測している全国914地点では今年最多となる162地点で猛暑日となった。  関東では週明けにかけて暑さが続く見込み。気象庁は熱中症への注意を呼びかけた。(宇佐見昭彦) 

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