気温が上昇するなか、東京・銀座を歩く人たち(4日午後)=共同

日本列島は4日、高気圧に覆われた影響で、太平洋側を中心に気温が上昇した。静岡市駿河区は午後1時台に39.3度まで上がり、この地点での観測史上最高となった。全国914の観測点のうち、最高気温35度以上の猛暑日は64地点で今年最多。東京都心は35.0度で今年初めての猛暑日となった。

30度以上の真夏日は北海道から九州、沖縄の広範囲にまたがり、猛暑日の場所を含め532地点に上った。

気象庁は、西日本では8日ごろにかけて、沖縄・奄美では11日ごろにかけて、気温の高い状態が続くとして、注意を呼びかけた。高気圧に覆われて晴れ、猛暑日となる可能性がある。熱中症の恐れがあるため、水分補給や適切なエアコンの活用が必要だ。

気象庁によると、最高気温は和歌山県新宮市37.6度、山梨県甲州市37.5度、群馬県桐生市37.2度、静岡県三島市、三重県熊野市、甲府市はいずれも36.9度。三島市は7月として最高だった。

北海道でも足寄町32.6度、帯広市32.0度などとなった。〔共同〕

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