武見敬三厚生労働相は3日、ハンセン病の元患者らが入所する東京都東村山市の国立療養所多磨全生園を視察した。入所者の高齢化が進んでおり、武見氏は視察後の取材に、地域の医療機関との連携に関し「しっかりと維持、発展させていく必要性がある」と述べた。  武見氏は入所者自治会の山岡吉夫会長(75)から、医療や看護、介護の充実や施設の整備などを求める要請書を受け取り、入所者と意見交換した。その後、敷地内の納骨堂に献花。国立ハンセン病資料館も訪れ、園の歴史や人権が抑圧された入所者の暮らしなどの展示を見て回った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。