日本原燃は2日、青森県六ケ所村にあるウラン濃縮工場で、遠心分離機へのウラン供給を同日再開したと発表した。複数の機器に不具合があり5月に停止していたが、点検を済ませ再発防止策も講じたという。  不具合は廃棄されるウランが通る配管にある2カ所の弁と、配管を温める電熱線の計3カ所で発生。濃縮ウランの製造に直接の影響はないが、安全のため自主的に供給を止めていた。  工場では今年2月にも濃縮度測定装置に異常があり供給を止めており、今回の不具合は4月に再開した直後に起きた。


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