横田基地に配備されているCV22オスプレイ=5月18日、米軍横田基地で

 昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で墜落事故を起こした米空軍輸送機CV22オスプレイが、米軍横田基地(東京都福生市)での飛行を再開したことが、福生市や市民団体への取材で分かった。防衛省北関東防衛局から市に情報提供があった。  市などによると、2日午前11時ごろ、横田基地から北方向にCV22が離陸し、青梅市など西回りのルートを飛行した後、同15分ごろに昭島市方向から着陸したという。  墜落事故は昨年11月29日に発生。横田基地に配備されているCV22が岩国基地(山口県)から嘉手納基地(沖縄県)に向かい、墜落した。搭乗員8人全員が死亡した。  米軍は今年3月、オスプレイの飛行停止を解除したと発表。同月には沖縄県で海兵隊のMV22が飛行再開したが、国内では横田基地のみに配備されている事故機と同型のCV22は飛行再開時期を調整していた。(松島京太、昆野夏子) 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。