神奈川県警は1日、横浜市鶴見区大黒ふ頭の市道で、車を横滑りさせるドリフト走行を複数台で繰り返したとして、同市旭区の建設業、長谷川達憲容疑者(30)を道交法違反（共同危険行為等の禁止）の疑いで逮捕し、発表した。「過去のことで記憶にない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は知人の男（22）と共謀し、1月20日午前2時50分ごろ～3時ごろ、市道約300メートルを乗用車で周回し、ドリフト走行などを繰り返したというもの。
県警によると、長谷川容疑者はエンジンの出力をあげた改造車でドリフト走行していた。ドリフト歴は約10年といい、知人の男から「師匠」と呼ばれ、運転技術を教えていたという。付近は「ドリフト族の聖地」と呼ばれる一方、通行車両から「危ない」などの苦情が連日、警察署に寄せられていたという。（中嶋周平）
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
