報道写真家たちによる合同展「トウキョウドキュメンタリーフォト」が28日から、東京・吉祥寺など都内4カ所で開かれる。14人の写真家が撮影した国内外の写真127点を展示する。同展は2017年に始まり、今年で8回目。

 牛革製品ができるまでを追いかけた上吉川祐一さんの作品や、度重なる洪水など気候変動の影響を受けるバングラデシュの人々を撮影した木村旬太さんの作品などが並ぶ。

 主催する冨永晋さんは、東日本大震災後の福島県の風景を撮り続けた作品を出展した。「目撃した人しか知らない事実を人々に伝え、社会に還元していく。ドキュメンタリー写真を通じて新しい視点を世の中に提供したい」と話している。

 展示は7月7日までで入場無料。会場などの詳細はホームページ(http://tokyodocumentaryphoto.com/)で。(関田航)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。