歩道の植え込みにカメラを仕込んで盗撮したとして、兵庫県警は27日、神戸市垂水区の会社員諸冨康充容疑者(40)を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 垂水署によると、諸冨容疑者は5月22日朝、垂水区内の歩道の植え込みに小型カメラを仕込み、通学する女子高校生らの下着を動画で盗撮した疑いがある。

 小型カメラは発覚しにくいよう葉っぱで包まれていたが、通学中の男子生徒が気付いて拾おうとしたところ、近くにいた諸冨容疑者が「自分が落としたものだ」と回収して立ち去ったという。

 不審に思った男子生徒が高校に報告し、高校が警察に相談。近くの防犯カメラに、カメラを仕込む男の姿が映っており、諸冨容疑者が浮上した。

 県警は容疑者宅を捜索。女性の下着を撮影した動画が多数見つかったという。今後裏付け捜査を進める。(真常法彦)

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