熊本大学はソフトバンクなどと生成AIを使う人材育成で連携する(26日、熊本市)

熊本大学は26日、ソフトバンク、熊本トヨタ自動車(熊本市)とヒト型ロボット「ペッパー」を使った教育研究や人材育成で連携協定を結んだ。米オープンAIの対話型人工知能(AI)「Chat(チャット)GPT」搭載のペッパー1体を、熊本トヨタが契約し熊大へ無償で貸与する。熊大は付属小学校や付属特別支援学校などでの教育に活用する。

子どもたちにペッパーを通じた生成AIとの会話や、プログラミング授業などを体験させ、ロボットや生成AIと共生し、地域社会で活躍する人材の育成につなげる。熊大の藤田豊教育学部長は協定締結式で「デジタル人材育成に加え、共同研究も進めたい」と話した。

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