粉飾した決算書を提出し金融機関に融資契約を結ばせたなどとして、大阪府警は26日、医療機器製造・販売会社「白井松器械」(大阪市中央区)の元社長、弘野俊彦(62)と元専務の羽田同徳(68)の両容疑者=いずれも詐欺罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。認否を明らかにしていない。

再逮捕容疑は2022年12月〜23年3月、債務超過を隠すなどして粉飾した決算書を大阪市内の金融機関に提出し、3億円の融資枠の契約を更新させたり、2億円の融資契約を結ばせたりした疑い。

府警によると、2人は決算書を偽造し、経常損失を隠し黒字にしていたほか、借入金を23億円少なく記載していたという。

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