チャールズ国王からの招待を受けイギリスを訪問している両陛下は、このあと、現地時間の25日午後、国賓としてロンドン中心部で行われる歓迎行事に臨まれます。

両陛下は、出迎えのウィリアム皇太子とともに宿泊先のホテルから王室を警護する騎馬隊の司令部に移動し、チャールズ国王夫妻らとともに歓迎式典に臨まれます。

そして、国王夫妻とともに、馬車で「ザ・マル」と呼ばれるおよそ1キロの大通りを進み、バッキンガム宮殿に向かわれます。

宮殿に到着したあと、両陛下はイギリス王室のメンバーとともに歓迎の昼食会に臨まれます。

天皇皇后による国賓としてのイギリス訪問は、昭和46年の昭和天皇と香淳皇后、平成10年の上皇ご夫妻に続いて3回目で、両陛下は夜再びバッキンガム宮殿を訪ねて国王夫妻主催の晩さん会に臨まれる予定です。

バッキンガム宮殿の前にいた人々は

国賓として訪問されている天皇皇后両陛下の歓迎行事が始まるのを前に、バッキンガム宮殿の前で聞きました。

イギリス在住の40代の日本人女性は、「天皇の国賓としての訪問は、めったにない、30年に1度くらいの機会と聞いて、たまたま居てラッキーなので、ぜひ見たいと思って来ました。イギリスに親しさを感じている日本人は多いと思うので、今回の訪問によってさらにそれが深まって両国の友好関係が強くなってほしいです」と話していました。

60代のイギリス人男性は、「両陛下の訪問はとてもすばらしいことです。外国の要人がロンドンに来て、最高のロンドンを見てもらえることはうれしいことです」と話していました。

また、30代のカナダ人男性は、「天皇陛下と皇后さま、おふたりを見ることができるのは、楽しみです。華やかな雰囲気を楽しみたいです」と話していました。

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