証券取引等監視委員会は25日、無登録で海外法人が運用する金融商品への出資を募ったとして、金融商品取引法に基づき、投資関連会社「グローバルインベストメントラボ」(東京都港区)と同社の伊藤良代表ら3人に違反行為の禁止や停止を命じるよう東京地裁に申し立てた。監視委によると、無登録で集めた資金は計800億円超に上る。  伊藤氏らは金融商品を取り扱うのに必要な国の登録を受けないまま、2015年3月~24年5月、約1万9900人から計約806億円を募った。  交流サイト(SNS)などを通じて、海外法人の金融商品はリスクが低いなどと説明。元本を保証するとも呼びかけていたという。


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