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 乳幼児を中心に夏に感染拡大する「手足口病」が東京都内で流行しているとして、都は20日、警報を発令した。患者報告数が警報基準を超えるのは2年ぶりで、過去10年で最も早い。  手足口病はウイルスによる感染症で、口の中や手のひら、足の裏などに発疹や水疱(すいほう)ができる。1週間ほどで治まることが多いが、まれに重症化する。  都によると、直近1週間(10~16日)の都内の小児科の定点医療機関当たりの患者報告数は4.08人。報告数が警報基準(5.0人)を超えた保健所の管内人口の合計が、都全体の人口の3割を超え、警報基準に達した。  せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染のほか、手に付いたウイルスが口に入ることなどからも広がる。アルコール消毒が効きにくく、都はせっけんでのこまめな手洗いやマスクの着用などの感染予防策を呼びかけている。(渡辺真由子) 

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