国の援護区域外で長崎原爆に遭い被爆者と認められていない「被爆体験者」が、8月9日の原爆の日に岸田文雄首相と面会する方向で調整が進んでいるのを踏まえ、長崎県保険医協会は20日、首相に被爆者認定を求める署名を始めた。全国から募り、8月9日の提出を目指している。  長崎市で記者会見した本田孝也会長は「面会で政治決着をつけて救済してほしい」と話した。署名用紙3万枚を全国の保険医協会や県内の医療機関などに配布する。ホームページでダウンロードもできるようにする。


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