広島県は20日の県議会委員会で、スイス・ジュネーブで7月下旬に始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会に湯崎英彦知事が参加すると明らかにした。核抑止に頼らない安全保障政策などについて議論し、核兵器廃絶に向けた働きかけをする。
7月21日に出発し、県やオーストリア政府が主催するサイドイベントへの出席や国連や各国政府関係者との協議を経て、同27日に帰国する。
核兵器廃絶を目指す国内外の都市でつくる非政府組織(NGO)「平和首長会議」の会長を務める広島市の松井一実市長も同21日から26日の日程で現地を訪れ、委員会への出席や首長会議の役員都市と意見交換などする。
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