教育出版は20日、文部科学省の教科書検定に合格し、2025年春から使用される中学3年の英語教科書で、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳水原一平氏を紹介した内容について、水原氏の違法賭博問題を受けて差し替えたと明らかにした。記述・内容の訂正申請が文部科学省から承認されたとしている。
スポーツ選手をサポートする存在の代表例として水原氏を取り上げる予定だった。代わりに、サッカーW杯で22年カタール大会まで5大会連続で男子日本代表の専属シェフを務めた西芳照さんを掲載した。
検定は、合格後でも客観的事実の変化などに応じて出版社が記述変更を申し出る「訂正申請」の仕組みがある。
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