大阪府松原市のゴルフ練習場にガソリン入りのバケツを置いて爆発させ職員にやけどを負わせたとして、府警は17日、同府羽曳野市の会社員、岡本勝年容疑者(65)を殺人未遂容疑で逮捕した。「ゴルフセンター経営者を狙った。死ぬまでには至らないだろうと思った」と供述しているという。
府警によると、岡本容疑者は過去に自身が経営していた会社について「潰されて恨みがあった」などと話しており、動機などを詳しく調べる。
バケツは6日朝、練習場の事務所入り口前に置かれているのが見つかり、「社長へ」などと書かれた紙が貼られていた。同日午後に男性職員が移動させようと軽トラックの荷台に積んだところ、熱風が出て軽いやけどを負った。
バケツの側面にはペットボトルや噴霧器なども取り付けられており、府警は何らかの方法で爆発させる仕組みだったとみて調べている。
逮捕容疑は6月上旬、松原市のゴルフ練習場敷地内に何らかの仕組みで爆発するガソリン入りのバケツを置き、男性職員にやけどを負わせた疑い。
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