東京電力は17日、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水について、今年度初めての放出を19日午前から実施すると発表した。来月7日までに終える予定。

処理水放出は昨年8月から開始。初年度は4回に分けて計約3万1200トンを海に流した。東電の計画では今年度、計約5万4600トンを7回に分けて放出する予定。

東電や国などは海水や水産物のトリチウム濃度の測定を実施しているが、いずれも国の基準値を大幅に下回っている。

東京電力福島第1原発=2023年8月、福島県

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