長野、岐阜両県にまたがる焼岳で火山性地震の多い状態が続いていることを受け、地元の長野県松本市は13日までに、登山を控えるよう呼びかけた。山腹で市が運営する山小屋の営業開始も、予定していた18日から29日に延期した。  市によると、延期を決めた「焼岳小屋」は想定火口域から1キロ圏内にある。今後の状況次第で、営業開始をさらに遅らせる可能性もあるという。  気象庁によると、3~12日の火山性地震は58回。13日は午後3時までに4回の地震があった。さらに増加した場合は噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から引き上げる可能性もあるとしている。


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