墜落したSH60K哨戒ヘリコプターの同型機(海上自衛隊提供)

 伊豆諸島の鳥島東方海域で4月、海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が衝突し、墜落した事故で、水深約5500mの海底に沈んでいるとみられる機体の捜索に、外部機関が所有する無人探査機を投入する方針であることが13日、防衛省への取材で分かった。  防衛省は探査機の詳細を明らかにしていないが、関係者によると、水深6千mまで観測できる海洋研究開発機構(横須賀市)の「ディープ・トウ」を使うとみられる。船でえい航し、ソナーやカメラで海底の状況を広く調査する能力がある。  事故は4月20日深夜に発生。搭乗者計8人のうち1人の死亡を確認。今月11日、行方不明の7人を死亡と判断したと発表した。


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