東京 小金井市に住む元大学院生の佐藤直 被告(23)は去年1月、ウェブサイトを通じて知り合った無職の大熊翔 被告(27)とともに、都内の2つの大学に「高機能爆弾をしかけた。30万円を支払わないと起爆する」などと書いた文書をファックスで送ったなどとして、威力業務妨害の罪などに問われました。
13日の判決で、東京地方裁判所の福家康史 裁判官は「インターネット上にある匿名の人たちの集団を世間に知らしめたいなどと考えて複数のファックスを送った。動機は身勝手で、学校業務に大きな影響を与えた」と指摘しました。
また、爆破予告以外の窃盗や著作権法違反などについても有罪と認め、「いずれも軽視できない悪質な犯行で、さまざまな違法行為を重ねた責任は重い。刑の執行を猶予することは困難だ」として懲役3年の実刑を言い渡しました。
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