国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)の赤根智子所長は12日、慶応大(東京都港区)で講演し、ICCによる裁判が戦争犯罪などを抑止し「平和に向けた一助になることは望ましい」と述べた。ICCは最近、主任検察官がパレスチナ自治区ガザ情勢を巡ってイスラエル首相の逮捕状を請求するなどし存在感を高めている。
赤根氏は今年3月に日本人として初めてICC所長に就任した。慶応大によると、来日して講演するのは就任後初めて。
ICCと慶応大は12日、交流の促進を目指し基本合意書を締結した。ICCが学生のインターンシップを受け入れるという。(共同)
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