桂ざこばさん、本名、関口弘さんは昭和22年大阪市に生まれ、昭和38年に15歳でのちの人間国宝、三代目桂米朝さんに入門しました。

昭和63年に二代目「桂ざこば」を襲名しその後も、関西を中心にテレビやラジオにも出演し幅広く活動しました。

上方落語協会に所属し、理事や相談役を務めたほか、平成20年には大阪・西成区に寄席の動楽亭を自ら設立し、上方落語の振興に尽力しました。

平成29年には文化庁の「芸術選奨文部科学大臣賞」を受賞しています。

平成29年に脳梗塞で入院しましたがその後復帰して、寄席や落語会を中心に活動し、ことし2月にも高座に上がっていました。

所属する米朝事務所によりますとぜんそくのため、12日、大阪・吹田市の自宅で亡くなったということです。

76歳でした。

米朝事務所は「我々スタッフにもお気遣いくださるとても素敵な師匠でした。お世話になった関係者の皆様、応援してくださった皆様に深く感謝します」とコメントしています。

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