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 関東地方は11日、南風と強い日差しの影響で気温が上がり、群馬県桐生市では全国で最も高い33.2度に達するなど、広範囲で30度以上の真夏日となった。梅雨入りが平年(関東甲信で6月7日ごろ)より遅れ、日差しを遮る雲が少ないため、14日ごろまで北関東を中心に真夏日が見込まれ、熱中症への注意が必要だ。  11日の各地の最高気温は栃木県佐野市で32.5度、埼玉県熊谷市で32.2度、茨城県大子(だいご)町で31.6度、千葉県市原市で30.4度、東京都練馬区で30.3度、都心で29度など。  全国では、気象庁の観測点914カ所のうち、真夏日が172カ所と今年最多を記録した。  気象庁によると、太平洋高気圧の北への張り出しが平年より弱いため、梅雨前線は本州の南海上の離れた所にあり、梅雨入りが遅れている。(宇佐見昭彦) 

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