北海道当別町の自称「赤ちゃんポスト」を運営する施設が6月に入り、新たに乳児1人を受け入れたことが11日、施設への取材で分かった。運営者によると、乳児の健康状態に問題はないという。新生児や乳児の受け入れは5人目。これまでの4人は児童相談所が保護したり、養子縁組したりした。

 運営者の坂本志麻さん(49)によると、道外に住む乳児の母親から預かったという。現在は施設で保護しており、今後は道や児相などの関係機関とともに対応を検討するとしている。

 道は、母子の生命や健康に影響を及ぼす危険性があるとして、医療機関の受診が必要な妊産婦や乳児の受け入れ、不正確な情報発信の中止などを要請している。

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