8日午後0時45分ごろ、千葉県市川市曽谷1丁目の民家に住む40代の女性から「部屋に胎児の遺体がある」と、110番通報があった。駆けつけた市川署員が、えい児とみられる女児の遺体を発見した。署が事件性もあるとみて調べている。

 署や消防によると、女児には目立った外傷はなかった。民家には40代女性と50代男性の夫婦と20代の娘の3人が暮らし、娘は今月3日前後に家を出たまま帰宅していないという。母親の40代女性が部屋の片づけをしていて、娘の部屋のクローゼット内のスーツケースから遺体を発見したという。

 署は、娘が何らかの事情を知っているとみて行方を捜しているとともに、詳しい死因などを調べている。(竹中美貴)

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