気象庁は7日、長野、岐阜両県にまたがる焼岳で、山頂付近を震源とする火山性地震の回数が多い状態が続いていると明らかにした。今後、さらに増えた場合は、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の1から引き上げる可能性があるとしている。

気象庁によると、地震回数は5月29日から6月7日午後10時まで10日間で80回に上った。長期的な地殻変動の観測では、山頂付近で緩やかな膨張がみられる。突発的なガスの噴出が起きる恐れがあり、注意が必要だ。〔共同〕

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