7日午後5時20分ごろ、横浜市中区山下町の横浜中華街で出火し、複数の建物が焼けた。けが人の情報は入っていない。    ◇

炎が上がる発生現場付近=7日、横浜市中区山下町で(近隣住民提供)

◆店舗や住宅が密集する現場周辺「危険なので離れて」

 平日も観光客でにぎわう横浜中華街が大量の煙に覆われ、立ち上る火の手に騒然となった。店舗や住宅が密集する現場周辺は、広い範囲に規制線が張られ、警察官が住民に向かって「危険なので離れてください」と声を張り上げた。煙と焦げた臭いが漂い、「マスクがなくてつらい」と口を手で押さえる人の姿もあった。  火災発生時、中華街の関帝廟近くで仕事をしていた女性は「白い煙が流れてきて、臭いも感じた」。自宅は発生現場近くのマンションで、飼っている犬を連れ出そうと慌てて戻ると、自室のベランダからは炎と黒煙が大きく上がる様子が見えたという。「中華街では時々火事が起きるが、今回は大きくてびっくりした。あまり燃え広がらなくて良かった」と話した。(森田真奈子)

横浜中華街で火災が発生(映像は近隣住民提供) pic.twitter.com/1G03MzxNSs

— 東京新聞横浜支局 (@YokohamaTokyo) June 7, 2024

消防車が出動した中華街の飲食店街

煙が立ち込め、立ち入りが規制された火災現場付近



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