成田空港では、滑走路の新設や延伸計画とあわせ、現在、3つに分かれている旅客ターミナルを1つの新しい旅客ターミナルに段階的に集約する構想で、成田空港会社や国、有識者などが参加した会議で検討が進められています。

6日に都内で開かれた会議で、空港会社は、新しいターミナルについて、東側の半分は2030年代前半に完成させて使用を開始し、残りの部分は、需要の増加を見ながら完成させるとする案を示しました。

新しいターミナルの候補地は、現在の第2ターミナルの南側で、最終的な延べ床面積は、95万平方メートルから115万平方メートル、駐機場の数は、現在より30か所ほど多い180から190か所とする計画です。

成田空港会社の田村明比古社長は「航空需要は世界的に伸び、成田は日本の玄関口として、その需要を受け止める必要がある。実現に向けて関係者と検討をさらに進めていきたい」と話しました。

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