大会には、能登半島地震による被害が大きかった奥能登地域を除く、県内10の消防本部から170人余りのレスキュー隊員が出場し、個人と団体の合わせて6種目で競いました。
このうち「ほふく救出」は、ボンベを背負い、90センチ四方の通路を通って救助を行うまでのタイムを競う種目で、狭い場所をいかに素早くくぐり抜けられるかがポイントです。
また「引揚救助」は、高さ7メートルほどの建物から下に降り、倒れている人を救助するまでのタイムを競う種目で、隊員どうしがうまく連係してロープを扱えるかが重要です。
大会に出場した羽咋消防署の大家航輝 消防士長は「大会に向けて訓練に励んできました。日頃の成果を発揮できました」と話していました。
また、大会の安全管理を統括する金沢市消防局の喜多信博さんは「元日の地震があり、隊員たちも例年より強い気持ちで大会に臨んでいる。石川県民の皆さんに日頃の訓練の成果をしっかり見てもらいたい」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。