書類送検されたのは、元暴力団員の上地恵栄 容疑者(犯行当時49)です。

警視庁によりますと、2005年11月、三鷹市のアパートで同居していた居酒屋の副店長、永野和男さん(当時53)の胸を包丁で刺して殺害した疑いが持たれています。

警視庁は容疑者を全国に指名手配して行方を捜査していましたが、すでに死亡している可能性を視野に改めて捜査した結果、事件からおよそ3か月後の2006年3月に石川県内の山中で見つかった身元不明の遺体と、DNA型や指紋が一致したことがことし4月に確認されたということです。

警視庁は4日、容疑者死亡のまま殺人の疑いで書類送検し、一連の捜査を終えました。

警視庁は「18年もの長きにわたって事件の解決を望んできた遺族に対して、事件の終結を報告できた」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。