最高裁判所によりますと、3日午前、司法修習中に最高裁から資金を借りていた弁護士など900人に対し、職員が2回に分けて事務的なメールを送信しました。

その際、ほかの受信者のアドレスが見えないようにする「BCC」の欄ではなく、全員のアドレスが表示される「宛先」の欄に誤って入力し、900人全員のアドレスやそれにひも付く名前、IDが漏えいしました。

受信者からの指摘で気付いたということで、これまで受信者以外への漏えいは確認されていないということです。

アドレスの入力先について、複数の職員によるチェックはしていなかったということです。

最高裁判所の染谷武宣 経理局長は「関係の皆さまにおわび申し上げます。今後、このようなことが発生しないよう再発防止策を検討してまいります」とコメントしています。

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