小学生の女児にエアソフトガンを撃つなどしてけがをさせたとして、茨城県警水戸署は3日、女児の母親で無職の女(26)=水戸市=と内縁の夫で無職の男(45)=同=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。

 発表によると、2人は5月下旬ごろ、同居する女児に向けてエアソフトガンを発射したり、顔や腹を殴ったりして顔面打撲などのけがをさせた疑いがある。2人とも暴行内容の一部を否認しているという。

 事件後に女児本人が、通っている小学校の教員に被害を相談して発覚した。

 水戸市にある県中央児童相談所によると、逮捕された2人については過去にも「不適切な養育が行われている」との情報が複数回寄せられていた。児相は虐待が疑われると判断し、2人に対して口頭での指導を行っていたという。(原田悠自、富永鈴香)

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